Bitcoin急落の背景で、XRPはビットコインにとって代わるのか?
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先週のビットコイン大暴落は今年経験する2度目の低いレンジで5,000ドル台という初の底値更新となりました。
この余波は他のアルトコインにとっても大きな影響を及ぼし、仮想通貨マーケット全体が一段と冷え込みました。
そんな中、Rippleは18日頃から上昇しました。現在は少し下がってはいるものの反発して0.5ドル台の元のレンジに戻そうとしている感じです。
また、今月に入って2位のEthereumを抜いてRippleが2位となったのは2度目です。
Ethereum下落、XRP倍増
Ethereumがどんどん下落している中、XRPの取引量は倍増しています。
それには、日本でも昨年からBitbankがXRP/JYPのペアで1億2732万ドル相当の取引量を生み出したことも大きく影響しているようです。(Ripple全体の取引量は8億5500万ドルです。)Rippleの時価総額は毎分のように増えて来ており、今やトークン総額はEthereumの182億7000万ドルに対して205億6000万ドルとなりました。
いつものマーケット価格の上がり下がり的な見方をすればRippleが成功していると言っても一時的かもしれません。
この短期間での投資が高まったのはFOMOを嫌がっているからだといいますが、ここ数日はXRPの価格も下がっている日もあり、Rippleはゆっくりと変化しています。
リップルは次なるビットコイン?
自称”Satoshi”のCraig Write氏がBitcoinCashのハードフォークが終わったらBCHのマイニングをやめるようにとBTCマイナーに警告したことから始まったハッシュレート戦争のせいでこのBitcoin下落を招いたとも言われています。
実際、CNBCのRan Neuner氏が、ハッシュ戦争中のBTCやBCHをやめてXRPに全面投資だ、とトレーダーに勧めたようです。
トレーダー達はBitcoinとRippleの価値を比べ始めたのです。
「XRPは次なるBitcoinなのか?」はたまた、「いや、ビットコインはスタンダードになり得なかった。XRPがスタンダードだ。」
11月や年末に向けて賭けられていたBitcoin価格への期待はこのまま実現されずに2018年を終えようとしているのでしょうか?
少なくとも現在の安定性をみるとXRPは安心感を与えてくれる信頼できるスタンダードなのかもしれません。
仮想通貨市場は、まだまだ年末に向けて何が起こるかわかりませんね。
参考サイト:
”https://zycrypto.com/ripple-xrp-is-skyrocketing-whats-behind-it/”
“https://zycrypto.com/hash-war-cnbcs-ran-neuner-urges-crypto-investors-to-dump-btc-and-bch-and-fully-invest-in-xrp/”
“https://www.fxstreet.com/cryptocurrencies/news/bitcoin-price-plunge-is-unstoppable-cnbc-host-to-investors-ditch-btc-for-ripple-xrp-201811190820”
“https://blockmanity.com/news/craig-wright-says-this-is-just-the-beginning-of-the-hash-war-marathon/”