Huobi、日本上陸。新しいビットトレードとしてサービス開始
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世界取引高第2位の大手仮想通貨取引所Huobiが、金融庁の認可の下、新しいビットトレード(Bittrade)として仮想通貨取引所サービスを開始します。
Huobiシステムを掲げた新しいビットトレード
金融庁から認可を受けた仮想通貨取引所であるビットトレードと、Huobi取引所の日本法人であるHuobi Japan は今年9月に業務提携を行いました。
業務提携という形ですが、経営権の異動がなされており、事実上Huobiはビットトレードを傘下に収めた形です。
またHuobi Japanは、今月17日から事前口座開設の受付をスタートしました。個人・法人いづれの登録も可能で、登録の際にはKYC(Know Your Customer)やAML/CFT :(Anti Money Laundering / Combating Finance of Terrorism 資金洗浄およびテロ資金対策)などの厳格な必須項目も備わっているとのことです。
旧ビットトレードのサービス終了スケジュール
今回の発表に伴い、旧ビットトレードのサービスは終了します。
これに伴い、旧ビットトレードの顧客は、自身で新しいビットトレードの口座にを開設し、資産を移す必要があります。
日本円については、1月18日までに全額出金する必要があります。
また、保有中の仮想通貨に関しては、Huobiシステムに新規口座を開設し、2019年1月8日以降に現在のビットトレードの口座から送金することで、そのまま使うことが可能とのことです。
サービス終了に伴う注意事項は以下のようになります。
2019年1月18日17:00以降は、仮想通貨、日本円ともに出金のみが可能ですが、顧客が自身でビットトレードの取引システム上の保有資産を出金することはできなくなります。
その場合はカスタマーサポートにメール連絡することで、資産がHuobiシステムか指定した外部の取引所、ウォレットに送金されます。
Huobiグローバルの日本ユーザーについて
Huobiグローバルの日本居住者向け仮想通貨取引サービスの終了は、今年6月に発表されています。
Huobiグローバルのユーザーは、2018年12月31日に取引が終了されるとのことです。
以下は、Huobiグローバルのサービス終了に関する注意点です。
日本仮想通貨交換業者では取り扱いのない仮想通貨を12月31日までにBTCまたはETHに交換できなかった場合は、Huobiカスタマーセンターに連絡する必要があるとのことです。
Huobiの堅牢なセキュリティとビットトレードの金融ビジネスのノウハウを融合
ビットトレードの閏間亮社長は、HPの挨拶で次のように述べています。
「2013年の創業以来、一度も破られたことのない堅牢なHuobiのセキュリティ技術、世界130カ国のお客様に愛される取引所サービスの流動性と利便性、万が一に備えた投資家保護基金などの盤石な体勢に、ビットトレードが持つ金融ビジネスや国内規制対応の知見を加えることで、かつてない信頼性、利便性を備えたサービスを造ることができると確信しております。」
金入庁の厳しい規制の中、世界有数の仮想通貨取引所Huobiの日本上陸は、市場にどのような影響力を及ぼすのか大きな関心を集めています。
参考サイト:
”https://coinpost.jp/?p=60572”
”https://jp.cointelegraph.com/news/huobi-start-japanese-homepage-and-to-make-”customers-account”