UNICEF、初のブロックチェーン募金の導入
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UNICEF(ユニセフ:国際連合児童基金)が、初のブロックチェーン技術を導入した募金活動「Game Chaingers」を2月2日から開始しました。
集められた募金はシリアに調達され、約900万人以上もの生活に困窮している子供達を支援するために使用されるとのことです。
開催期間は、3月31日までの期間限定プログラムとなっています。
マイニングでシリアの子供達を救おう!
「Game Chaingers」に参加すると、イーサリアムが採掘され、直接UNICEFのウォレットに送金されるような仕組みになっています。
専用のマイニングソフトウエア(Claymore)をパソコンにダウンロードすれば誰でも参加できるようになっています。
マイニングやゲームで使用しているハイパワーマシンの空き容量を少しだけ、人道支援に力を貸してもらえないだろうかという試みです。
プログラム開催後、3週間ほどの現時点で既に、930人以上がプログラムに参加しており、それまでに集まった寄付金は凡そ3800ユーロ以上とされています。
UNICEFはこの新しいプログラムを通じ、
「今まで募金活動に参加する機会がなかった人々にもその機会を与えたい」
と、コメントしています。
これは、ブロックチェーン技術の利用により実現できた新しいプロジェクト 、つまり、仮想通貨を使った全く新しい形の募金活動のプログラムです。
社会貢献度の大きな用途に、イーサリアムのマイニングシステムが起用された事で、 また一段と、イーサリアムへの信用と期待も高まりそうですね。
参考サイト:
https://www.rt.com/news/418066-unicef-humanitarian-cryptocurrency-fundraising/
https://www.forbes.com/sites/jasonevangelho/2018/02/08/crypto-for-charity-mine-ethereum-to-help-children-in-syria/#3fd887aac16f
https://www.chaingers.io/en/index.html