デジタル決済企業SQUAREが決済ネットワークの新たな特許を獲得
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the U.S. Patent & Trademark Office (USPTO)というアメリカの特許商標庁は8月21日にとある特許に関する公文書を発行しました。一体どのような特許なのでしょうか。
どんな特許なのか?
その内容は、SQUAREが申請した、小売店の人々でも「従来の決済方法だけでなく仮想通貨での決済を承認し、彼らの選択した通貨で現金化するのを可能にする」システムの特許を認めるというものでした。
サンフランシスコに拠点をおく同社は2017年9月に初めてこの特許を申請しました。そして現在になってようやくその出願が認められました。
そのシステムはどうなっているのか?
このシステムの狙いは、これまでの決済システムよりも仮想通貨などのデジタル資産を含む、より幅広い種類の通貨を受け入れられるようなシステムの必要性に対処することです。さらに、この決済システムはリアルタイムでの取引を従来よりも円滑にすることができます。
具体的には、お客様が自分の使いたい通貨で支払いをするのを可能にしたまま、受け取り側も自分の選ぶ通貨でその支払いを受け取ることを可能にしています。そうすることで、これまでお互いに使用したい通貨が異なるときに生じる手間や不便さをうまく解決しています。
今後広まっていくのか
SQUAREはすでに決済サービスの市場において莫大なシェアを誇っているため、現状あるその決済システムに仮想通貨決済システムを追加することで数百万の小売店の商人たちが余計なプロセッサや手動で何かする手間なくビットコインなどでの決済を受け入れることができます。
決済速度もクレジットカードでの支払いと同じスピードで行われるので非常に有能であるといえます。現状のSQUAREの決済システムの広がりとこれらのスペックを考えると今後広まっていく可能性も高いのではないでしょうか。
まとめ
実際にSQUAREがこの仮想通貨決済ネットワークの特許を自身のPOSのシステムに導入する保証はありませんが、この特許を持っていることでいくばくかの力を得たことは間違いありません。さらにこのシステム自体非常に優れているもので、このおかげで決済における利便性を少しは向上しているので、これからSQUAREがこの特許をどのように活かしてくるのか見てみるのも面白いかもしれません。
参考サイト
“https://www.ccn.com/bitcoin-accepted-everywhere-square-wins-patent-for-cryptocurrency-payment-network/”