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あなたの身近に忍び寄る詐欺の手!?「こういう仮想通貨詐欺には気をつけろ!!」

2018.07.31

<この記事(ページ)は 5分で読めます>

巷では様々な仮想通貨に関する詐欺が声高に騒がれています。

ICO詐欺などという言葉を一度は聞いたことがあるでしょうか。

今回はこのような仮想通貨の詐欺から自らの身を守る方法をお教えしたいと思います。

そもそも仮想通貨詐欺とは?

そもそも仮想通貨詐欺の定義とはなんなのでしょうか。

正直なところ、詐欺と断定するのは難しいことが多いのです。

例えば、購入時の価格の60%の価格で買取を謳う詐欺コインを10万円分購入したとします。

そしてそのコインの価格が購入時の10%に落ちた時点で購入価格の60%で買取してもらえたとします。

購入者としては本来1万円でしか売れないコインを6万円で売ることができたと感じ、損失を最低限に抑えられたとして満足でしょう。

しかし、業者から見たら、コインは詐欺コインなので作成費用は限りなくタダに近いコインで4万円ほど儲けることができるのです。(購入費−買取価格の計算ですね。)

これ、明らかに詐欺ですよね。

しかし証明するのは難しいですよね。(詐欺コインが、実態があるかどうかは証明しづらいですよね。)

これが、断定が難しいという意味です。

今回は、ICOにおいて、事実と異なったり、誇大宣伝を行なったりする仮想通貨を”詐欺コイン”としたいと思います。

この仮想通貨詐欺、以上のように”詐欺”と断定しにくい、ということが挙げられます。

怪しい可能性が高い仮想通貨とは

それでは仮想通貨詐欺の具体例を見ていきましょう。

ケース1:Pincoin&Ifan

こちらはModern Tech社という会社により、2018年4月にベトナムで起こった仮想通貨詐欺です。

その被害総額(=ICOでの集金総額) は日本円で700億円を越えると言われています。

Modern Tech社は「Pincoin」や「Ifan」と呼ばれる仮想通貨に関するICO向け投資イベントを開催し、多くの投資家から巨額の資金を集めたようです。

ケース2:Savedroid社

こちらは明らかに詐欺であった模様です。

というのもこちらの会社がICOで資金調達をした後、同社のICOホームページにはAANNND IT’S GONE.という文字が踊り、

(savedroid社ホームページに表示されたもの)

また、同社CEOのツイッターには以下のような挑発的なツイートがされました。

    (同社CEOのtwitter)

結局、このCEOは詐欺ではなかった、こんなにも投資家を狙った詐欺は簡単にできるから騙されるな、という警鐘であったと釈明しましたが、詐欺だとICOアドバイザリーであるサティスグループが発表したレポートで断定されています。

ケース3:ビットコネクト

こちらの仮想通貨はポンジスキームと呼ばれる詐欺の一種。簡単にいうと、投資家から集めた資金をそのまま運用せずに後から出資した人の資金をあたかも金利や配当のように分配する詐欺の手段です。

また、ネズミ講のような仕組みであり、怪しい怪しいと言われながら伸びてきた通貨でした。

こちらのビットコネクト、一時期は過去高値で$400を記録するほどでしたが、ビットコネクトを取り扱っていた取引所が閉鎖され、今では、$1前後まで大暴落が起きています。

まさに、電子クズと化しました。

そもそも、ICOでは約8割が詐欺であるという研究結果もあります。

その研究結果によると、

・ICOの81%は詐欺
・6%は資金調達が完了する前に事業を中止
・5%は資金を調達しても、仮想通貨の取引開始に至らなかった
・4.4%は資金調達後、仮想通貨の取引を開始(が、成功というまでには至らず。)
・ プロジェクトとして成功するのは1.9%
・ 将来有望なプロジェクトは1.8%

このように、ICOで詐欺に合わないためには仮想通貨をかなり厳しい目で見なければいけないようです。

詐欺でないICOプロジェクトが成功するかどうかは、皆さんがホワイトペーパーや公式サイトなどを読んでそのプロジェクトの理念が新たな価値を生み出すかなどを判断しなければいけません。そのレベルに行くためには、まずはICOから詐欺でないものを見分けなければなりません。

詐欺ICOの見分け方を次は紹介していきたいと思います。

怪しいコインの見分け方8選

それではこのような詐欺コインの見分け方を8つ紹介していきましょう。

全て、将来性があるコインならこのようなことをする必要があるのか?という視点で見ればどれもすんなり理解できることでしょう。

その1:「絶対に価値が上がるよ」などとセミナーや講習会で勧められる

はい、怪しいですね。投資の世界に”絶対”はありません。価値が上がる根拠を根掘り葉掘り聞いてみましょう。

技術的な話をすこぶるわかりやすく説明してくれるなら信用してもいいでしょう。買うか買わないかあなたの自己判断です。まぁそんなことはほとんどないでしょうが。。。

難しい技術的な話をしてくるなら、きっとその人もわかっていません。仮想通貨側の人間がその仮想通貨をうまく理解せず、仮想通貨を売ることは普通ならばしないでしょう。

技術的な話をして来ず、情に訴えかける、熱意で押し切ろうとするならやめときましょう。それはもう、宗教です。

その2:聞き慣れない業者から購入を勧められる

仮想通貨の世界自体が新しい世界ですので、聞いたことのない業者というのも多いでしょう。

インターネットで検索してみましょう。

しっかりした会社が出てくるかいかがわしいサイトが出てくるはずです。

さらにいうと、しっかりとした会社が出てくる可能性は限りなく少ないでしょう。

しっかりとした会社ならそれなりのホームページが出るはずです。

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