毎日更新!ビットコインはもちろん、暗号資産のことがよくわかる情報サイト

Wall StreetのFundstrat Global Advisors「2019年末にビットコインは64,000ドルに到達する」と予測

2018.05.15
Wall StreetのFundstrat Global Advisor、「2019年末にビットコインは64,000ドルに到達する」と予測

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

Wall Streetの経営戦略会社Fundstrat Global Advisorsが実施した調査によると、

「ビットコインの価格とマイナーのマイニングコストの収益分岐点の比率(P/BE)は、代表的な仮想通貨、つまりビットコインにとっては『信頼できる長期間サポートレベル』であり、今とこれからのマイニングインフラの発展は2019年末にむけてのビットコインの価格が上昇の根拠となる。」

ということです。

この比率は、ビットコインの価格に対するマイニングコストの収益分岐点で割った倍数、という数字ですが、これが今はまだ長い間安心できるレベルということで、この比率の計算が重要になってくると話します。

ビットコイン価格に対するマイニングコスト収益分岐点の比率が1.8x(P/BE)倍数

そして、ファンドストラットの経営戦略家であるサム・ドクター(Sam Doctor)氏は、

「我々はマイニング経済がこれから数年の間で成長することを予測し、そして割り出した比率をもとに、ビットコインの価格は2019年末に64,000ドルに到達すると予測しています。」

とコメントしています。

サム・ドクター氏によると、

ビットコインの価格は36,000ドルになる可能性が最も高いが、今後18か月の間の仮想通貨市場の変化に応じて20,000~64,000ドルにまで最終的に到達するとのことです。

ファンドスラットはビットコインについて長年強気の姿勢を続けてきました。

創業者であるトム・リー氏は、

「仮想通貨は若い投資家の間では最も人気のある価値を保管しておく場所として急速に大きな存在となってきています。多くの会社はこのエコシステムが長期的な市場の成長を維持するという調査を発表しています。」

と発言しています。

ビットコインのマイニングは電気代がかかる点が問題視されていましたが、ファンドストラットはマイニング経済が今後も成長していくことを予想しています。
このサマリーの中でも挙げられていますが、今後の技術進歩によるハッシュパワーの増強を考慮に入れると電気代コストも下がってくる、マイニングの大規模化が目立つ中、個人マイナーはマイニングプールに所属して競争力を維持すること、などを考慮にいれているようです。

近づいて来た次のビットコインの半減期は2021年です。
その時に、マイニング会社や市場にどのような影響を及ぼすか今から気になるところです。

参考サイト:
https://www.ccn.com/bitcoin-price-could-reach-64000-in-2019-fundstrat-analysis/

関連記事

この記事のタグ