Rippleは、Bittcioin勢力の中国に対してトランプ政権の主要アセットになりうるか?答えはYes!
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Bitcoinの世界流通量を大きく占める中国勢ですが、これに対してRippleは、アメリカの主要なデジタルアセットとして対抗できる可能性があるのか、Rippleのチーフマーケティング・ストラテジストであるCory Johnson氏に聞いた答えは、イエスでした。
彼は、ある雑誌のインタビューで、XRPおよび仮想通貨市場全体が影響を受けている様々な問題について述べましたが、その中で一番大事なことは、当初トランプ政権が仮想通貨世界について考えていたよりもずっとオープンマインドであることを主張したことです。
これは、米国での仮想通貨に関する政権の体制がいかに大事かということです。
例えば、SECのBitcoinETFの摘要をめぐる現在の状況をみればわかります。
彼は、名指しは避けましたが、
「我々はそうなるようにチーム一丸となったのです。米国政府だけの努力に限られたことではありません。」と、定期的に規制当局や政治家と関与してきたことを積極的に認めました。
政府のRippleへの関心がどんどん高まっていることに驚いた
当初は、ワシントンでの事情に舵を取られた話し合いにあまり期待もしていなかったようですが、仮想通貨に対しての政府の姿勢が、とにかくオープンマインドであることに驚きがあったようです。
次にさまざまな細かい問題が出てきて、それは今後の課題となったとしていますが。
政府は、仮想通貨の領域とRippleに関心が高まってきており、特にBitcoinネットワークにおよぼす中国勢の圧倒的な影響によって突き動かされる可能性があるといいます。
Bitcoinマイニングの8割は中国で現在も行われていると明示し、これはEthereumマイニングも同じことで、CoinMarketCapによればこれら二つの2大仮想通貨が市場スペースを占めているということを述べました。
そこでJohnson氏はXRPはこの中国の優位性に対抗することができる仮想通貨であることを主張し、
「というのは、XRPはマイニング通貨ではないので、外からの制御をうける側面もなく、環境面でもXRPは非常に異なるモノなのです。」
と述べ、政府はRippleとXRPが提供する重要なもの、それによって世界が変わることを把握しているようだったと加えています。
政府の興味を引き続ける努力。ニュースにRippleのヘッドラインを上げ続ける事
一方で、別の見方もあります。
永遠に続くかのような仮想通貨の規制と採用を巡る政府の混乱を見ると、政府の興味がいつまで続くのか、Johnson氏の楽観的な見方が現実に目覚めるには時間がかかるだろうと。
実際、デジタル経済に中国が及ぼす影響は大きくなっており、中国対VSアメリカの様相を呈しています。
しかしRippleは常にヘッドラインに名をあげることでその評判をあげて、XRPが政府に取り込まれるようにインパクトを与えているように見えます。
最近もRippleNetの使用に統合するFXサービスの米国企業についてのニュースが上がりましたし、UKで企業向け決済サービスを主力とするロンドン拠点のMoneytintはRippleNetのブロックチェーンソリューションを使用することで、UKの分散型支払いを統合して展開しているというニュースもありました。
このような数々の採用のニュースはRippleの名声をあげることに役立っているといえそうです。
中国勢への対抗措置として世界で勢力を広げていくRippleはまさに躍進中といえそうです。
今後の情勢も注視していきたいですね。
参考サイト:
”https://cryptodaily.co.uk/2018/10/could-xrp-be-trumps-answer-to-china/”
“https://blokt.com/news/ripple-expects-trump-administration-to-turn-to-xrp-to-counter-chinas-dominance-over-bitcoin-network”