リップル(Ripple,XRP)どこまで上がる?2019年の価格予想と今後の展望【2/14更新】
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リップル(Ripple,XRP)、どこまで上がる?
以上より、リップルは多くのプロジェクトを抱えていることが分かりました。
価格もプロジェクト進捗に伴って動いて欲しいところですが、ここで、専門家たちがリップルの今後の価格をどのように予想しているのか見てみましょう。
予想1: 1年後(2020年2月)には0.02ドルに5年後(2024年2月)には0.006ドルにまで下落
Wallet Investorというサイトは、かなりシビアな見方をしています。
1年後のみならず、長期的に見ても価格の上昇はあまり期待されていないようです。
しかし半年前の予想では、2023年8月には3.40ドルにまで上昇するという、かなりポジティブなものであったため、予想が今後大きく変動することも大いに考えられます。
予想2: 2019年末には0.12ドルにまで下落し、2020年いっぱいは下落傾向。2021年末までに0.24ドルまで微回復
The Economy Forecast Agencyというサイトは、リップルの価格に関してむこう2年間は厳しい見方をしています。
今年もさらに価格が下降すると見立てているようです。
ただ、2022年末には0.42ドルに上昇すると見られており、長期的には将来性があると見ることもできます。
The Economy Forecast Agencyは、法人向けに金融市場の長期予測を行うことを専門とする会社です。
資源価格やFXレート、利率、株式指標、マクロ経済指標などを対象に、実在する歴史データを基にして数学的・統計的な手法を使い分析しているようです。
予想3: 2019年末には0.10ドルにまで下落する
Finder.comというイギリスの比較サイトのパネリストであるケープタウン大学のCo-Pierre Georg氏は「仮想通貨の全体的な下降トレンドを予測する。特にXRPは、単なる決済システム以上の価値を提供する持続的なビジネスモデルを創造することに失敗している。」とリップルのプロジェクト自体に対して懐疑的な見方を示しています。
ここまで、XRPの価格、リップルの将来性について慎重な見方が並びましたね。
やはり、2019年の突然の上昇トレンド到来というシナリオは厳しいのでしょうか。
しかし、以下のように予想する専門家もいます。
予想4: 2019年末には0.5ドルまで上昇する
同じくFinder.comのパネリスト、WISHKNISHのAlisa Gus氏は「より多くの銀行が採用することで、価格も上昇するだろう。最近は下降トレンドが続いているものの、[リップルが]さらに前進するだけの燃料がタンクにはまだあると自信を持っている。そして、BTCの価格変動列車から分岐して進んでいくだろう。」としています。
「Xrapid」などリップルのプロジェクトの進捗と実用化が今後価格に反映されると見る意見ですね。
予想5:2019年末には0.6ドルまで上昇する
最後に、Finder.comから、Joetechnologist.comのJoe Raczynski氏の予想をご紹介します。
「リップルの下降トレンドには傷心していた。パイロットテストで確かな結果が発表されても価格には反映されなかった。コイントスのように、1度何かの刺激を受ければ簡単に価格の動きはバウンドするはずだが、何もなければこのままの状態が続くかもしれない。短期的には不確実性が高いが、長期で見れば利益は生まれるだろう。」
こちらも、進む実用化に未だ伴っていない価格変動も長期的にはついてくるだろうと見る意見でした。
以上2つは2019年中のXRPの価格上昇を支持する予想でした。
しかし、価格予想はあくまで予想です。予想ばかりにとらわれて、仮想通貨自体の概念、技術の素晴らしさを見失うことだけは避けたいものですね。
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