リップル(Ripple,XRP)どこまで上がる?2019年の価格予想と今後の展望【2/14更新】
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時価総額ランキングトップ3には常に君臨する仮想通貨、リップル。
2018年の年明けの暴騰以来、目立った価格上昇は起こることなくそのままゆったりと低迷しながら2019年に突入してしまいました。
2019年は期待できるの?リップルは本当に実用性が見込めるのか、2019年は期待ができるのか?
そんな疑問に答えていきます。
さっそく価格予測をみる「リップル(Ripple,XRP)、どこまで上がる?」
そもそもリップル(Ripple,XRP)とは、どんなコイン?
リップルの価格予想をみる前に、まずはリップルについておさらいしましょう。
リップル(Ripple,XRP)の過去の値動きと現在の価格
こちらは、2017年11月からのチャートです。1年と数ヶ月分を俯瞰して見ると、やはり2018年1月の急騰が圧倒的に目立ちますね。
その後は緩やかに下降しました。2018年2月、5月、10月に入ったタイミングで少しの価格上昇もありましたが、2018年は概ね0.4ドル付近を推移し、2019年になると0.3ドル台で推移しています。
リップルの現在の価格はこちらです。
Ripple(リップル:XRP)とは
リップルとは、ブロックチェーン技術と銀行の送金システムを組み合わせた国際送金システムです。
シリコンバレーにあるリップル社が管理主体となって運営しており、彼らによって取引は承認されています(この仕組みはProof of Consensusと呼ばれます)。
ローンチと同時に全1000億XRPが発行されたので、マイニングは必要ありません。
xRapid / xCurrent / xViaといったシステムに加えて、モジャループやILPといった技術も注目されています。
こうした高度な技術や「国際送金」というその用途から、各金融機関における実用化を大いに期待されているのです。
リップルの国際送金ネットワークの仕組みや、モジャループやILPといった技術について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
加速する実用化:リップル(Ripple,XRP)の導入事例
リップルは様々な金融機関・企業との提携を発表しています。以下リップル公式サイトより一部を抜粋。
金融機関
イングランド銀行やタイ銀行などの各国中央銀行、メリルリンチやバークレイズ、クレディ・スイスなどのグローバル金融などです。
加えて、実は国内でもメガバンク3社を始めとし、ゆうちょ銀行や横浜銀行などの地方銀行、セブン銀行、イオン銀行といったあらゆる金融機関がリップルとの提携を推進しています。
日本国内の提携銀行だけでも、全てを列挙しようとすると収まりきらないほどで、なんと50近くあります。
IMFなどの国際金融体制がリップルを重視していることもあり、今後さらに利用機会が広がっていくと考えられますね。
企業
コンサルティング企業のアクセンチュア、会計事務所のデロイト・トウシュ・トーマツ、IT企業のIBMなど、グローバル企業も各社リップルとのパートナーシップを締結しています。
iPhoneでおなじみのアップルも、自社サービスのApple Pay(アップルペイ)にリップルのILPを導入すると発表しています。