リップル(Ripple,XRP)どこまで上がる?2019年の価格予想と今後の展望【2/14更新】
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リップル(Ripple,XRP)のプロジェクト
リップルは単にプラットフォームとして他企業と提携するのみならず、新しいプロジェクトを立ち上げることにも意欲的です。
SBI Ripple Asia プロジェクト
https://ripple.com/sbi-ripple-asia/
特に規模が大きいプロジェクトとしては、SBI Ripple Asiaが挙げられるでしょう。
SBIホールディングスとリップル社は合弁会社を日本に設立し、外国為替と内国為替を一元的に扱うような決済プラットフォームを構築しようとしています。
Xpring(スプリング) プロジェクト
https://ripple.com/insights/welcome-to-xpring/
Xpringプロジェクトでは、リップル社が起業家支援を行います。
ブロックチェーンを活用して起業したい人たちにネットワークやプロジェクト投資、インキュベーション支援を行い、フィンテックビジネスの発展に寄与します。
結果的に多様な方面でのビジネス展開を生み出すことになり、さらにリップルの勢力範囲を拡大することができるというものです。
2019年2月には、ジャスティン・ビーバー氏のマネージャーであるScooter Braun氏、大手レコード会社に在籍していたZach Katz氏がこのプロジェクトを活用して音楽業界に変革をもたらすブロックチェーンプロジェクトを立ち上げることが発表されました。
Hyperledger (ハイパーレッジャー)コンソーシアム
IBMやLinuxらが立ち上げたことで有名なブロックチェーンのコンソーシアム、Hyperledger(ハイパーレッジャー)。
リップル社はNTTデータとの協同により参入し、Hyperledger Quiltというプロジェクトを提出しました。
このプロジェクトは、Hyperledgerのブロックチェーンと他のブロックチェーンをつなぎ価値のインターネットのビジョンを実現するかもしれないと期待されています。
2019年のリップル(Ripple, XRP)は?
2019年、リップルにとってどのような動きがありそうなのか最近の流れとともに見てみましょう。
「Xrapid」の本格始動
「Xrapid」は、XRPを活用して国際送金をスムーズに行うプラットフォームのことです。
2018年5月に公開されたパイロットテストの結果によると、国際送金に「Xrapid」を用いることで、コストは従来の40~70%減少、送金時間は2分ほどでした。
一般的な国際送金は平均で2~3日を要するため、「Xrapid」の実用化が進めば、国際送金に革命が起きると言うこともできるでしょう。
2018年には、リップルのカンファレンス「SWELL」にて「Xrapid」の商用発表がなされました。
MercuryFX社、Cuallix社を始めとし、続々と複数のファイナンス関連企業が「Xrapid」の採用を発表しており、2019年1月にはEuro Exim Bankが銀行として初めて「Xrapid」の採用を発表しました。
さらに、2019年2月にバイナンスCEOのChangpeng Zhao氏が初めて行ったライブストリーミングで、「Xrapid」について「今後仲間に入れたいと思っている」(※1)と発言しており、「Xrapid」は2019年益々飛躍することになりそうです。
※1: “https://www.pscp.tv/w/1mrxmYRaXYnxy” (Periscope, Changpeng Zhao氏ライブストリーミングリプレイ放送URL)
SWELLに関しては、こちらの記事「リップラー必見!2018年SWELL特集&XRPへの価格影響は」で価格への影響なども含め解説しております。
対応通貨ペアの増加
XRPは国際送金に用いられることを想定しているため、将来的にはあらゆる法定通貨同士を繋ぐブリッジ通貨としての役目を担うことになります。
よって、リップルの国際送金にまつわる「Xrapid」「Xcurrent」などのプロジェクトが進むと、ブリッジ通貨としての需要が拡大し対応通貨ペアが更に増加することが考えられます。
既に近年、XRPとの法定通貨ペアを追加する海外取引所が増えているので、今年プロジェクトの進捗が加速すればこの流れはさらに拡大すると考えられます。
XRPとの通貨ペア、対応取引所の増加は、ビットコインの価格変動に左右されにくく、価格の安定化に繋がります。
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