トランスファーゴーがリップルのブロックチェーンで、即時送金システムをインドで開始
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イギリスの決済システムプロバイダーのトランスファーゴーが、リップル技術を使い、リアルタイムに送金が完了するシステムをインドで立ち上げると発表しました。
SWIFTに代わるリアルタイム送金システム
”ヨーロッパならどこへでも”のサービスを可能にしたトランスファーゴーは、リップル技術を使うことで、今までの送金システムに取って代わるサービスになるとしています。
これまでの送金サービスで最も代表的な”Swift”は送金に2、3日かかっていました。
インド・ヨーロッパ間の送金経路の重要性
インド、ヨーロッパ間の送金経路は”数十億円規模”の市場であり、リップルのインドでの”高い”採用率が、最初にインド市場に進出するにあたっての重要な要因となったとしています。
送金システムの新たな幕開け
トランスファーゴーはまた、この統合はただのブロックチェーン基盤の送金システムではなく、トランスファーゴーのプロダクトとサービスを向上させる新たな幕開けになるとしています。
CEOであるDaumantas Dvilinskas氏は次のように語っています。
「リップルの革新的なブロックチェーン技術を使うことで、我々はパートナーであるインドの銀行とのリアルタイムコミュニケーションが可能になり、顧客は即座に家族や友人に国際送金をすることができるようになる。」
無料の国際送金を可能に
トランスファーゴーは、同じリップルの経路を使い、リアルタイムではありませんが、無料の送金サービスの立ち上げも発表しています。
こちらは2、3日で決済を無料で完了できるとのことです。
リップルとトランスファーゴーの提携で、またひとつ新しいブロックチェーン送金サービスが誕生しました。
国際送金がリアルタイムで完了できることは非常に便利で画期的ですね。
近い将来、さらに技術開発が進めば、手数料の引き下げも期待できるかもしれません。
参考サイト:
“https://www.coindesk.com/transfergo-opens-payments-corridor-to-india-using-ripple-tech/”