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リップルが世界中の17の大学と提携を発表

2018.06.08

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リップル、世界17の大学と提携

仮想通貨取引先であるリップルが、仮想通貨の普及と将来の技術・財政問題解決の期待を目的に、5千万ドル(54億9585万円、2018年6月8日時点)を費やし世界中の17の大学と手を組んだことを発表しました。

リップルはかつて、ビジネス上でXRPという仮想通貨を使うことで国境関係なく、安く、そしてスムーズにお金のやり取りを実現させることを目標としていました。

その目標達成のために様々な活動をする中で、苦労していたことが仮想通貨についての知識の普及と多くの人に請け入れられることでした。

そこでリップルは17の世界中の学校と手を組むこと(the University Reseach Initiative:以後UBRIと記述)を決めました。

リップル、大学提携の目的

主に以下の3つの目的のために莫大な資産をかけ、取り組んでいることが分かります。

  1. 調査と技術開発によりブロックチェーンについての理解を深めるとともに新たな革新を期待。
  2. 新しいカリキュラムを作ることでブロックチェーンや仮想通貨、その他のIT技術を学ぶ高い意欲を持つ学生の増加を期待。
  3. 学生、教務員、技術者、財界の指導者の間で仮想通貨についての興味を共有することで考え方や会談の発展を期待。

実は、世界で初めてブロックチェーンに関して大学と連携した実例はリップルではないのです。

イーサリアムの開発を手伝ったチャームレスハスキンソンが去年、100万ドルを費やしthe University of Edinburghと日本にある東京工業大学にブロックチェーンの研究室を設立していた例があります。

今や仮想通貨やブロックチェーンは財政や技術の分野だけでなく、教育の分野まで広がりつつあり、将来仮想通貨やブロックチェーンの分野が数学や化学などのように当たり前に学べる教科になるかもしれません。

参考サイト
https://ripple.com/insights/ripple-introduces-the-university-blockchain-research-initiative/
http://www.businessinsider.com/ripple-blockchain-research-fund-universities-2018-5

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