コインベースへの上場期待で、Cardano、Stellar、Zcashが上昇

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コインベースがBasic Attention Token(BAT)と0x(ZRX)を上場したことから、次に上場されると期待が高まるCardano(ADA)、Zcash(ZEC)、Stellar (XLM)の価格が11月初旬からじわじわと上昇しています。

BAT上場から次期上場の期待でそれぞれ価格上昇

BATが正式にコインベースに上場された11月2日には、XLMの価格は0.22ドルから27％増の0.28ドルまで上昇しました。

一方で、Zcashは直近24時間では3%下落していますが、11月2日には114ドルから125ドルまで9％近く上昇しました。
ピーク時には140ドルに迫る場面もあり、２週間で21.7%増加したことになります。

コインベースへの上場に先駆けて、BATと0xはどちらもUSドルとビットコインに対して２倍近くにまで上昇しました。
BATはその後、正式に上場される前に下落に転じています。

つまり上場そのものの実施ではなく、コインベースへの上場のニュースなどによって価格が押し上げられていたということになります。

コインベースに上場することの重要性

コインベースがトークンを上場することは、そのトークンが米国証券取引委員会(SEC)によって証券と見なされていないということの証明でもあります。
それによって他のアメリカの仮想通貨取引所にも門戸が開かれ、仮想通貨と法定通貨の取引を広く普及させることができると考えられています。

SECがトークンやトークンの上場の取り締まりを強化する動きが加速しつつある中、最大手の仮想通貨取引所で仮想通貨と法定通貨のグローバル市場での取引が承認されることは不可欠とされています。
特に、アメリカでも有数の厳格な審査基準を持つ取引所であるコインベースへの上場は重要な通過点になります。

しかし、EtherDeltaへの無許可取引に対する起訴などに見られるように、SECはトークンや取引所に対して多くの審理中のケースを抱えていると見られます。

Cardano、Stellar、Zcashが上場される可能性はどのくらい？

０xとBATの時と同じように、Cardano、Stellar、Zcashも3つの仮想通貨もコインベースに上場される可能性は高いといいます。
もし、そうなればStellarのブロックチェーンウォレットやZcashのZK-SNARKs技術、そしてCardanoのスマートコントラクトプロトコルの統合により、短期的な価格への影響を及ぼす可能性が高いと見られています。

BATと０xに続き、Cardano、Stellar、Zcashのコインベースへの上場の期待が高まっています。
今後どこまで価格上昇が続くのか、しばらくこれら3つのコインの動向には注意が必要ですね。

参考サイト：
”https://www.ccn.com/cardano-zcash-stellar-surge-prior-to-coinbase-listing-xlm-up-27/”