ビットコインがExcelの通貨オプションに追加!? 主流へと確実に
<この記事(ページ)は 4分で読めます>
価格も順調な最近のビットコインですが、多方面で受け入れられつつあるのもメインストリームへの確実な足跡となります。
あのマイクロソフトのエクセル(Excel)にBTCのシンボルが追加される、というスクリーンショットがTwitterやRedditに上がり、反響を呼んでいます。
残念ながら、いつ全てのOfficeパッケージに実装されるのかなど詳細は分かっていませんし、もしかしたらこのスクリーンショットはフェイクなのでは、とも噂されています。
ビットコインは認められている!?
実は、2011年からテキストとしてBTCのシンボルを加えようというムーブメントがあり、2017年にはUnicodeで実現したのですが、今回世界一浸透しているマイクロソフトのスプレッドシートに正式に加えられるなら主流感が増すというのです。
これまでも、ビットコインファンには有名人が多く、映画でも取り上げられたり、今や知らない人はいないほどの知名度は、スターウォーズやエド・シーラン、英国のロイヤルファミリーをしのぐ程です。
多くのメジャーな投資家を見込むBakktのビットコイン先物プラットフォームの案件や、ビットコインのブロックチェーンを利用したデジタルIDシステムの開発など、ビットコインが約束された主流への道のりは数多くあります。
マイクロソフトはビットコインブロックチェーンを認めている
マイクロソフトがビットコインに目を輝かせて開発を進めてきたことは周知の事実で、遡ること2017年には独自にブロックチェーン開発に乗り出し始めました。
最近では、ルイ・ヴィトンやディオールがMicrosoft Azureを利用したイーサリアムベースのブロックチェーンプラットフォームAURAで認証を始めたというニュースがありました。
しかし今月、いくつかのブロックチェーンを試した結果、マイクロソフトが開発を進めるデジタルIDシステムIONネットワークの運用に採用するブロックチェーンは、ビットコインが唯一の価値あるユニットだと述べました。
マイクロソフトがブロックチェーンテクノロジーに好意的である一方で、暗号通貨の広告を2018年に500万件もブロックしたBingはマイクロソフトのウェブサーチエンジンであることは、忘れられませんが。
マイクロソフトに懐疑的なコミュニティ
ビットコインのコミュニティとしては、マイクロソフトのこのような姿勢に好意的ではありません。
というのも、同社の新しいテクノロジーを取り入れる姿勢が以下のようなものだからです。
あるテクノロジーが人気になると、
→マイクロソフトはそのアイディアを最初に考えたと思いたい
→マイクロソフトはそのテクノロジーを買おうとするがうまくいかない
→マイクロソフトはそのテクノロジーをあまり出来の良くない実装バージョンを開発する
→そのあまり出来の良くないバージョンが業界のスタンダードになる
といった具合だと見ています。
今回のこのビットコインシンボルの話が本当かどうかまだわかりませんが、本当だとしたらこれによってマイクロソフトがビットコインをあまり出来の良くないものにしようという訳でもないだろうと思います。
ビットコインシンボルが加えられる流れが他のアルトコインにも派生するのかどうか、詳細は何もわかっていません。
好調なビットコインにまつわる賑やかしのネタなのでしょうか。
真相は、今後のニュースに注目です。