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マイクロソフト・アジュール新サービスを発表 ブロックチェーン管理を簡単に

2019.05.07
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Microsoft(マイクロソフト)は5月2日のプレスリリースで、同社クラウドプラットフォームAzure(アジュール)でブロックチェーンネットワークの形成や管理などを簡素化できる「アジュールブロックチェーンサービス」を発表しました。

このサービスでは、BaaSにより事前設定したネットワーク上でブロックチェーン基盤のアプリ・サービスの構築が可能となります。

新規ブロックチェーン開発も数クリックで可能

マイクロソフトは公式ブログの中で、マイクロソフト・アジュールのCTOは「プライベート型(コンソーシアム型)ネットワークの形成や運用管理などを簡素化できる」と述べました。

ブロックチェーンネットワークの開発者は数回クリックをするだけで新規ネットワークの作成、メンバーの追加などを含む基本的な操作ができるとのこと。

JPモルガンとのサービス連携も

またCTOのコメントの中でQuorumが、アジュールブロックチェーンサービスを用いて管理が可能なプラットフォームとして紹介されています。

QuorumはJPモルガンが開発しているイーサリアム基盤の金融向けスマートコントラクトプラットフォームです。つまりJPモルガンとサービスを提携することになります。

この選択に関してCTOは、「世界最大のブロックチェーン開発者コミュニティを持っており、かつ人気のある仮想通貨イーサリアムを基盤としているため、この選択は当然である。」と発言しています。

マイクロソフト・アジュールは2018年5月にブロックチェーンアプリ作成サービスAzure Blockchain Workbenchをリリースしました。このサービスはブロックチェーン関連作業の自動化も含めて設計されています。

参考サイト:
“https://news.microsoft.com/2019/05/02/microsoft-delivers-new-advancements-in-azure-from-cloud-to-edge-ahead-of-microsoft-build-conference/”
“https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/digitizing-trust-azure-blockchain-service-simplifies-blockchain-development/”
“https://cointelegraph.com/news/microsoft-releases-blockchain-manager-app”

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