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バミューダで銀行法改正、フィンテックやブロックチェーン企業などにサービス提供可能な新しいクラスの銀行へ

2018.07.12
バミューダで銀行法改正、フィンテックやブロックチェーン企業などにサービス提供可能な新しいクラスの銀行へ

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バミューダ政府は銀行法改正により、ブロックチェーンとフィンテックのスタートアップへ口座開設を始めとする必要な銀行業務が提供される方向に乗り出したようです。

バミューダ島に関しては以前からもブロックチェーンや仮想通貨に関して意欲的で、最近ではICOやデジタルアセット事業法案を通過させたり、と業界にとっては魅力的な国ですが、地元の銀行は新しいタイプの会社、つまり、仮想通貨業界の新鋭企業に銀行業務を行うことを避けて来たようです。

仮想通貨・ブロックチェーンのスタートアップは経済を活性化させるフィンテック企業

バミューダ議会では、首相と財務大臣の意見は一致しており、地元の銀行がサービス提供に前向きでないことによって、バミューダの経済成長に成功を約束できないなどということは受け入れがたい、と述べています。

今回の銀行法改正は、法規制の障壁やリスクを嫌う前向きでない地元の銀行との簡潔な協議に続くものです。

「フィンテック企業の成功には、世界的にどこでもそうですが、必要とされるサービスを銀行が提供することが不可欠です。バミューダだけでなくどこでもそれを解決しなくてはならない課題ということは同様です。」

と、バミューダの財務大臣は話します。

バミューダは、4月にバイナンス社と1500万ドルのMOU(覚書)にサインをしフィンテックとブロックチェーン関連の教育プログラムのファンドを設立し、5月にはShifty network社と契約し、ブロックチェーン技術教育と経済開発の為1000万ドルの資金をかける見込みです。

バイナンスの計画では、島にグローバル・コンプライアンス・ベースなるものを設立するという計画もあるようで、これらはバミューダの人々にも新しい仕事を作り出すことになると財務省でも期待しているようです。

ポーランドでも金融機関15体がビットコインなど仮想通貨関連企業への銀行業務を拒否していることにポーランドのビットコイン協会(PBS)が正式に政府への告訴をするに至っています。

このような極端な政策をとる国々もあるなかで、バミューダの方針は新しいテクノロジーを取り入れ、グローバル経済へ新鋭の経済体制をとろうとしているようです。

 

参考サイト:
https://altcointoday.com/bermuda-to-create-new-class-of-bank-for-serving-fintech-and-blockchain-companies/
https://www.finextra.com/newsarticle/32339/bermuda-to-create-new-class-of-banks-to-encourage-fintech/vcurrency

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