イラン政府、仮想通貨マイニングを合法と認める。国内で一時、BTC価格が24,000ドルに

2018.09.10
イラン政府、仮想通貨マイニングを合法と認める。国内で一時、BTC価格が24,000ドルに

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

イランが米国から経済制裁を受けていることは周知の事実ですが、その国でビットコインに対する期待が非常に高く跳ね上がっているようです。
イラン国内の仮想通貨取引所では、ここ最近の世界平均より3倍も高く、一時は24,000ドルの高値で取引されていたようです。

そのトリガーになったのは、イラン政府による国家の仮想通貨、つまりいわゆる官製仮想通貨を作ろうとするなかで、マイニングを国の産業のひとつと認識したことのようです。

イランのビットコイン歓迎は政府をあげて

イランのサイバースペース高等評議会(HCC) は、同政府はビットコインのような仮想通貨のマイニングを合法産業と認識していることを確認しました。
さらに、HCCの事務局長は、当局が仮想通貨セクターにおけるスタートアップや企業に、今月末頃にはその枠組みと最終的な政策を公表することを強調しました。

特に政府高官は、いくつもの政府機関の省にわたる統一政策アプローチを指摘しました。
2017年にはイランにおいては既に、規制の下での仮想通貨の利用に対してはっきりとした包括的アプローチをとっており、ビットコインを肯定的にとらえて歓迎する見解であり、それには付随するルールが必要になるとしていました。

マイニングを合法と認めたのは、イランが国家のデジタルアセットを作ろうとしている流れにあります。

イランの仮想通貨はイランの法定通貨リヤル(rial) とペッグされ、Linux機構が率いるハイパーレッジャー・ファブリックによって提供されるオープンソースのブロックチェーン上に開発されています。
使用が開始されれば仮想通貨はデジタルトークンとして国内銀行内で取引決済のために使用され、同盟国とのグローバルな商取引においてもSWIFTのグローバル・インターバンキング・システムに依存することなく、意図された用途で使用されます。

これはトランプ大統領率いる西側の経済制裁をバイパスするのに役立つと期待しています。
つまり、米国の経済制裁に苦しむ同盟国や友好的な国との貿易において金融手段として利用したいということのようです。

この合法化の発表をうけて、イラン国内の取引所では1.020.000.000IRR、24000ドル相当もの高値でビットコインが取引されたと報道されています。
ビットコイン史上、20000ドルの高値をつけたことを簡単に上回ってしまった数字となります。

西と東の不仲な構図は、仮想通貨の世界でも例外ではないようです。
ビットコインの思想が、底辺で生活をおくる貧しい人たちの助けになっている現実を知ると、この先のさらなる平和に貢献していってくれることを願いたいものです。

参考サイト:
”https://www.ccn.com/iran-legitimizes-crypto-mining-industry-bitcoin-price-spikes-to-24000-locally/”
“https://www.coindesk.com/irans-recognition-of-crypto-mining-prompts-local-bitcoin-price-spike/”
”https://hacked.com/bitcoin-price-hits-24000-in-iran-as-government-approves-crypto-mining-industry/”

関連記事

この記事のタグ

おすすめ記事