LINEが提供する取引所:BITBOXにTRXが上場
<この記事(ページ)は 5分で読めます>
今年6月、コミュニケーションツールを提供するLINEが仮想通貨取引所:BITBOXを同年7月にも開設するとの発表をしました。
そしてこの度、その仮想通貨取引所BITBOXにTRXが上場することとなりました。
LINE運営の取引所:BITBOXにTRXが上場
2018年8月15日、BITBOXにTRXが上場しました。
上場の記念として、BITBOXは900万TRXをエアドロップしています。
また今回の上場について、BITBOXを運営するLINE Tech Plus CEO:Youngsu Ko氏は、次のようなコメントを残しています。
実は先月、TRON FoundationはP2Pプロトコルを提供するBitTorrentを買収しています。
BitTorrentは世界中に1億人以上のユーザーを有する分散型P2Pプロトコルのパイオニアです。
サンフランシスコに拠点を置き、そのプロトコルは世界中のインターネットトラフィックを1日40%程稼働させているとも言われています。
このような大手P2Pプロトコル提供会社の買収も含め、TRONは着々と拡大しており、各方面から注目されているようです。
一方でTRON創設者のJustin Sun氏は、「LINEと提携することができてワクワクしている。LINEが速い且つ安全な仮想通貨サービスを提供できるように、我々の知識やノウハウを役立てるつもりだ。」と述べています。
今回上場したTRXとは
では、今回BITBOXに上場したTRXについて、おさらいしましょう。
TRON Foundationによって開発されるTRX(トロン)は、2017年に公開されました。
イーサリアムベースのブロックチェーン上に作られましたが、今年6月にメインネットへの移行を完了させています。
一方で「詐欺である」という声もあり、何かと話題の仮想通貨です。
TRON(TRX)の特徴や価格、疑惑についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
LINEが提供する取引所、BITBOXとは
今度はその話題の仮想通貨、TRXが上場した取引所について詳しく見ていきましょう。
先月公式発表された際は、大きなニュースとなりました。
ローンチ:2018年7月
運営:LINE株式会社傘下 LINE Tech Plus
拠点:シンガポール
サービス対象地域:日本、アメリカ合衆国を除いた各国
対象言語:日本語とタイ語を除いた15言語
取り扱い通貨:30以上を予定
売買時のスプレッド:0.1%
法定通貨と仮想通貨の売買は実施しておらず、仮想通貨の取引のみです。
LINEは取引所開設の公式発表にて、「世界中の人とお金の距離をもっと身近にしていくため、LINEならではのイノベーティブな金融サービスの構築・提供をすべく準備を進めております。」としています。
取引所BITBOXの開設は、フィンテック事業展開の第一歩として捉えることができそうです。
LINEが提供する取引所:BITBOXにTRXが上場、まとめ
先月ローンチが発表されたばかりのBITBOXですが、今月も大きなニュースで注目を集めています。
今回上場されたのは、こちらも各方面から注目されているTRON(TRX)でした。
TRONは今年6月にイーサリアムベースのブロックチェーンから、独自のメインネットへの移行を行い、P2Pプロトコル提供会社の買収も行うなど積極的な活動が目立ちます。
このような急成長も、今回の上場に関係しているのでしょうか。
フィンテック事業の第一歩となるBITBOX、今後どのようなトークンが上場するのか楽しみですね。
LINEは「各国のルールや規則に則り、仮想通貨事業を展開して参ります。」としているので、日本でのサービス開始についても関心が寄せられています。
参照サイト:
“https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2248“
“https://medium.com/tron-foundation/tron-trx-listed-on-bitbox-lines-exchange-bc5dfa8b2e58“
“https://twitter.com/tron_Japan/status/1029645979815796737“
“https://twitter.com/justinsuntron/status/1029903784472801280“
“https://www.bitbox.me“