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ビットコインの送金時間はどれくらい?遅い理由と速くする方法を解説

2018.08.02
ビットコインの送金時間はどれくらい?遅い理由と早くする方法を解説

<この記事(ページ)は 11分で読めます>

ビットコインの特徴の一つとして、「送金」するときにかかる時間が遅いと言われています。

現在、ビットコインの送金時間はどのくらいかかるのでしょうか?ビットコインの送金時間が遅い原因とは何でしょうか?速く送金したいとき、どう対処すべきでしょうか?

ビットコインの送金時間について詳しく解説します。

ビットコインの送金時間の目安はどのくらい?

ビットコインの送金時間は一般的に10分程度と言われています。

しかし、実際にビットコインの送金をしてみると、送金の金額、時間帯、取引所や手数料などによって、送金の時間が異なります。

数分で送金できる場合もあれば20時間かかる場合もあり、ビットコインの送金時間の長さが幅広いです。

では、ビットコインの送金時間の目安はどのくらいかかるのでしょうか?

現在、ビットコインの送金時間の目安は早くとも20分ほどかかるとされています。

ビットコインの送金時間に関する評価

ツイッターなどのSNS上では、「ビットコインの送金時間が遅い」というユーザーの声が多く聞かれます。

また、ビットコインの送金時間が遅いので、他の仮想通貨を利用するという声もあります。

ビットコインの送金時間を批判する声だけではなく、ビットコインの送金時間が速かったというケースもあります。

ビットコインの送金時間が遅い理由

では、ビットコインの送金時間が遅い理由とは何でしょうか?

ビットコインの送金時間には、スケーラビリティの問題に大きく関係しています。

ビットコインのスケーラビリティ問題とはブロックチェーンの上で取引情報を記録することになるブロックの容量が1MBに制限されているため、送金に時間がかかってしまうという問題です。

ビットコインを送金する時にはマイニングという1回につき約10分の取引の承認作業が行われます。

ビットコインの承認作業の回数は取引所によって異なっています。

以下は各取引所における承認作業の回数の目安になります。

取引所 承認作業の回数
Zaif 6回
QUOINEX 6回
bitFlyer 3~6回
coincheck 3回
bitbank.cc 3回
BitPoint  3回

また、取引データの増加により、未確認トランザクション(取引)が増えると、取引承認作業の遅延が発生し、送金時間が遅くなってしまいます。

例えば、現時点の未確認トランザクションは5011件あります。

現時点での未承認トランザクションの数

スケーラビリティ問題により、送金手数料の高騰も引き起こしています。

例えば、取引所coincheckは2017年に、ネットワークの混雑のため、送金手数料を増加したというツイートを2回投稿しました。


ビットコインの送金時間が遅いときの対処法

ビットコインの送金時間が遅い時はどうすればいいでしょうか。

しばらく待つ

基本的に「トランザクション」が確認されるまでは「待つ」ことしかできません。

しかし、送金時間がかかりすぎて、不安になる場合、別の方法でやってみましょう。

手数料を高くする

ビットコインを送金するときに手数料を多めに支払うことによって、承認作業を優先的にしてもらうことができます。

例えば、

手数料 優先度
+0.0001BTC 少し優先
+0.0002BTC 優先
+0.0005BTC 最優先

速くビットコインを送金させたいような場合は、適切に送金手数料を追加してみましょう。

送金をキャンセルし、他の仮想通貨に変更する

適切な手数料を支払っても、長い間にトランザクションが承認されない状態が続けば、送金をキャンセルし、他の仮想通貨で送金することができます。

ビットコインの送金時間の確認方法

ビットコインを送金するとき、以下のサイトでトランザクションを確認することができます。

blockchain

Blockchainでの確認方法としては、サイトの「サーチ」検索窓に送ったビットコインの送金アドレスやトランザクションIDを入力することで送金状況をチェックすることができます。

blockchainで送金時間を確認

chainFlyer

chainFlyerの確認方法としては、画面の検索窓にビットコインの送金先アドレスやトランザクションIDを入力することで、送金状況を確認することができます。

chainflyerで送金時間を確認

ビットコインより送金時間が早い仮想通貨とは?

ビットコインの送金時間が遅すぎる場合、送金をキャンセルし、他の仮想通貨で送金することができます。

では、ビットコインより送金時間が早い仮想通貨にはどのようなものがあるのでしょうか。

以下は他の仮想通貨の送金時間の目安になります。

仮想通貨 送金時間
ビットコインキャッシュ(BCH)  10分~
イーサリアム(ETH) 15秒〜(状況によって、10分〜かかる場合もある)
ライトコイン(LTC) 10分以下~
ネム(XEM) 1分以下~
リップル(XRP)   4秒~

表から、一番速く送金できるのはリップルだということが分かります。

まとめ

ビットコインの送金時間について解説しました。

現在、ビットコインの送金時間が遅い状況やその原因についてお分かりいただけたでしょうか。

送金時間が長すぎる場合は、適切な手数料を支払って速度を早くすることができます。

また、ビットコインの送金をキャンセルし、イーサリアムやリップルなどの他の仮想通貨で送金するという方法もあります。

自分にとって最適な仮想通貨や送金方法を見つけて、より快適に仮想通貨を利用しましょう。

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