SBI Ripple Asia&カードコンソーシアム、CordaのPoCでカード決済詐欺撲滅へ
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Rippleとのジョイントベンチャー、SBI Ripple AsiaがJPCC(日本の決済カード事業者の共同体)とのパートナーシップを発表し、一連の詐欺事例に挑むため、PoC(Proof of Concept) 技術を使うことを目指しています。
このPoCシステムはR3によるブロックチェーンプラットフォームCordaによって導入されます。
このカードコンソーシアムは、SBI Ripple Asia(本社は東京港区)が事務局を務めており、アメリカン・エクスプレスやトヨタファイナンスを始め、日本国内の多くの金融サービスプロバイダらがメンバーとなっています。
不正なカード取引情報を分散台帳技術(DLT)で関係者間でリアルタイムに共有して不正被害の拡大防止に役立てようというものです。
R3ブロックチェーンプラットフォームCorda
このPoCにCordaが採用されたことは決して偶然ではないと、Corda側もリリースで発表しています。
そのデータプライバシー性とセキュリティのセットアップが大きく貢献すると自信を見せています。
システム内のデータは知る必要のある利用者間同志だけでシェアされます。各会社は自身のCordaノードを所有して、それぞれのセキュリティポリシーを実装しますが、ノード間のデータシェアリングはCordaによって守られます。
瞬間的なデータ共有の分散台帳技術が出来る事
このパートナーシップによってメジャーな金融サービス業において目的を達成することが出来れば、ブロックチェーンを表舞台に押し出すことが期待されており、今後のブロックチェーン技術の採用の為には確かなムーブメントとなりそうです。
SBIホールディングスと言えば金融業界では新しいテクノロジーを躊躇なく採用する革新的存在です。
Rippleとの技術採用についても一早くアクションを起こし、仮想通貨部門も展開するなど時代においてスピード感のある企業で常に注目をさせてくれます。
ブロックチェーン技術の今後の発展にさらに期待できますね。
参考サイト:
”http://cryptodaily.co.uk/2018/11/ripple-asia-japan-payment-card-consortium-in-blockchain”
”http://www.sbigroup.co.jp/news/2018/1116_11336.html”
”https://www.sbigroup.co.jp/company/group/sbirippleasia.html”
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