【8/8夕刊CRIPCY】仮想通貨の預金口座BlockFi新たに約19億円資金調達 トランプ政権ベネズエラの全政府資産を凍結、ビットコインの需要拡大
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仮想通貨の預金口座BlockFi 新たに約19億円資金調達
仮想通貨の預金口座サービスを提供するBlockFi(ブロックファイ)が
ピーター・ティール氏が率いるバラー・ベンチャーズなどから
約19億円の資金提供を受けたことが、コインテレグラフ日本版に共有したプレスリリースから明らかになりました。
この資金は、既存のプラットフォームに新たなサービスを提供するために使用されるそうです。
BlockFi(ブロックファイ)は、ビットコイン、イーサー、ジェミニドル(GUSD)を預けると、年に約6%の金利を得られるサービス(Crypto Interest Account)を提供しており、このサービスは日本人でも利用可能です。
出典:https://blockfi.com/
トランプ政権ベネズエラの全政府資産を凍結、それによりビットコインの需要拡大
米トランプ政権が、ベネズエラ政府の全資産を凍結したことをアメリカ東部時時間2019年8月5日にAP通信が報じました。
ベネズエラ大統領のニコラス・マドゥロ氏は、大統領選挙に不正があったとして、
ベネズエラ議会や欧米諸国などから選挙結果を認められていません。このことから、トランプ政権とマドゥロ政権の間に大きな確執があり、一部製品の貿易規制なども行われており、政府資産凍結の背景となっています。
こうした米国とベネズエラの対立の激化に伴いベネズエラでの仮想通貨の需要が高まっています。
ベネズエラでは現在ハイパーインフレが起こっており、資産の避難先としてビットコインが買われているようです。
出典:https://www.statista.com/statistics/371895/inflation-rate-in-venezuela/
仮想通貨ライトコイン半減期来る、相場は一時上昇
日本時間で8月5日19時頃にライトコインのブロック報酬が25LTCから12.5LTCに半減されました。
マイニング報酬が下がることで、マイナー達が撤退しハッシュレートが下がることが危惧されていましたが、半減期後もハッシュレートが下がることなくマイニングされているようです。
半減期に伴い、ライトコインの価格は
8月5日19時頃前後で最大12%ほど上昇しましたが、
その後半減期以前の水準まで下がっています。
出典:Trading View
IBM、サプライヤー管理用ブロックチェーンネットワークを発表
アメリカ東部標準時2019年8月5日にIBMとチェーンヤードが
“Trust Your Supplier(TYS)”をプレスリリースで発表しました。
TYSは、サプライヤー(納品業者)の資格の検査、オンボーディング(新規参入者を慣れさせること)、情報ライフサイクル管理を改善するために設計された新しいブロックチェーンネットワークです。
従来のサプライヤーの管理方法は、面倒な手動プロセスを伴うことが多く、アイデンティティの確認やISO証明書、銀行口座情報、税務証明書、保険証書などの文書の追跡が困難でしたが、ブロックチェーンを利用することによりそれらを改善できるようになります。
TYSは、IBM CloudでホストされるIBM Blockchain Platform上に構築されるとのことです。