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ビットコイン(BTC)っていつまでホールドすべきなの? ~仮想通貨スラングを学びながら~

2018.09.19
ビットコイン(BTC)っていつまでホールドすべきなの? ~仮想通貨スラングを学びながら~

<この記事(ページ)は 7分で読めます>

この記事はビットコイナー(ビットコインを保有する人のこと) にとって、もはや永久命題といっても過言ではない、

ビットコインはいつまでHODL(ホドル: ホールド=保有し続けること。ネットでのスペルミスから生まれた。) すべきか、

ということについて解説する記事です。

永久命題といっている通り、もちろんこの記事で結論まで出す、ということではなく(そもそも結論が出せるものでもない!!) 、あくまで考察であり、ビットコイナーの分析の一助となれば、という趣向の記事である、ということをご理解のうえお読みください。

また、仮想通貨スラングについては太字で下線が引っ張られております。全部わかるでしょうか。

そもそもホールドの理由

この記事にたどり着いた人は2パターンに分けられます。

今、ビットコインをホールドしている人と、ホールドしていないけれどホールドに何かしらの興味がある人の2パターンです。

後者の人々にお教えすると、前者はさらに2つのパターンに分けられます。

ⅰ)ビットコインの将来性に着目し、最初からホールドを目的として購入した人。

ⅱ)2018年の12月に高値で摑まされ、急落した現在、売るに売れない人。

本質は同じ?

さぁこの2パターンの人々、そこに大きな違いはあるのでしょうか?

ⅰ)の人は利益ができるだけ出て欲しい、と願い、

ⅱ)の人は損失をできるだけ減らしたい、と願う。

あるいは、

ⅰ)の多くは含み益を抱え、

ⅱ)の多くは含み損を抱えている。

こう考えると雲泥の差のように思えます。

一方、以下のように考えることもできます。

ⅰ)の人々も、ⅱ)の人々もよりビットコインの価格が上昇して欲しい。

そう、本質は同じなのです。

ビットコインの価格が上昇して欲しい!!

じゃあビットコインの価格はどこまで上昇するのか、という疑問が次に出てきます。

ホールドのメリット、デメリット

「あるチャート」に着目する前に、なぜホールドするのか、というところを考えましょう。

まだビットコインを長期ホールドするかどうかを迷っている人にとって、ガチホ(仮想通貨の価格の上下に戸惑うことなく、仮想通貨を手放さない投資方法。語源は「ガチでホールド」、「ガチガチのホールド」等諸説あり。) のメリット、デメリットが気になるところでしょう。

これは現ガチホ勢にとっても同じ。

もう1度、ガチホのメリット、デメリットをおさらいしましょう。

ガチホのメリット

精神衛生上よろしい

ガチホの逆は短期でトレードを繰り返す、というところです。

これはパソコンとにらめっこをしなければいけません。

しかし、ガチホをする!!と決め込んだら、チャートの動きを毎分毎秒気にして、一喜一憂する、といった必要は無くなります。

ほったらかしですむ

毎分毎秒気にする必要がない、ということをもっと拡張して考えてみると、全くチャートを気にしないで良い、と考えることもできます。

これは先に述べた精神衛生上良いだけではなく、例えばサラリーマンなど、副業という形で仮想通貨を扱っている人にとっては大変便利です。

仮想通貨のニュースなどをチェックする時間がない忙しいサラリーマンに向いている、と言えそうですね。

もっとも気絶(購入した仮想通貨を売買せず放置しておくこと。) したまんま、忘れる、ということは避けたいものですね。

さらに言えば気絶したまんまウォレットのパスワードを忘れ、セルフGOX(セルフゴックス: 自分のミスから、自らの仮想通貨へのアクセスが不可能となってしまうこと。かの有名なGOX事件が由来) をする、ということだけは絶対しないでくださいね。

税制上有利

税制面の上でも、実はガチホは大変有効な手段なのです。

現状の法制では、仮想通貨Aを仮想通貨Bに変えただけでも、利益が出ていたら税金がかかるなどかなりわかりにくい状況となっています。

しかし、ガチホは含み益などを抱えていても実際に現金に戻したり、他の仮想通貨にしたりはしないので税金が(現金に戻さない限り)かからない仕組みとなっているので、わかりやすく、お得ですね。

ガチホのデメリット

大暴落の可能性

いつかは上がる上がる、と思っていても結局全く上がらない…どころか大暴落してしまった時。

この時のメンタルは大変です。

実際、今年1月の大暴落で、耐えられず手放してしまった人も多いとか。

冬の時代を乗り越えて復調すれば良いですが、復調せずそのまま下降してしまったら、大幅な損失を抱えたまんまフェードアウト、なんてこともあり得るでしょう。

また、塩漬け(含み損があまりに大きく、売るに売れない状態)の仮想通貨を持ち続けると、精神的に疲れる、と言ったこともありえます。

売却するタイミングがわからない

仮想通貨について、売却するタイミングがわからない、というのには2パターンがあります。

利確のタイミングがわからないのと損切りのタイミングがわからない。の2つです。

このタイミングを迷うことで、「適切な利益が出ない」や、「損失が膨らむ」と言った弊害が生まれます。

ビットコインのチャートはこのチャートから学べ!!

それではいよいよ本題のビットコインに類似するチャートの紹介です。

まずは、以下の文章を読んでみてください。

アメリカの大学を卒業したばかりの技術者や冒険起業家たちはプレゼンテーションを配布するだけで多くの資金が集められるようになり、その企画書の多くは投資家達にとって聞いたことの無く説明されても理解できない語句で埋め尽くされていた。多くの起業主旨書は商業的可能性が疑わしく、あるいは技術的可能性について疑わしいものが含まれていた。

これはwikipediaから引用してきた、ITバブルに関する説明です。これだけを読むと、現在のICOバブルかITバブルどちらの説明かわかりませんよね。

ITバブルの時期に設立された企業の1つである、光通信のチャートを見てみましょう。

これ、多くの草コインのチャートに類似していませんか?

上場直後だけ価格が急上昇し、そのあとは地を這うようなチャートになる。

光通信は健全な会社であったため、現在も存続していますが、多くの詐欺まがいの企業はほとんどが東証などに上場できず、また、上場したとしても上のようなチャートを見せ、倒産していきました。

ITバブル後「実力のない」企業の多くは人々の記憶に残ることなく倒産していきました。

一方「真に実力がある」企業は現在にまで、生き残り、急成長を遂げました。GoogleやAmazon、ソフトバンクなどです。

歴史は繰り返すと、言います。ビットコインなどにもAmazonやGoogle、ソフトバンクの再来を信じたいものですね。

ビットコインいつまでホールドすべき?

さて、本題のビットコインいつまでホールドすべき?ということなのですが

ITバブルを教訓に考えるとガチホ勢やガチホを検討する人への提案は以下の通りになります。

  • ビットコインを信じないなら、実力なき企業のようなチャートになる!!

→今売って少しでも損を減らせ!!(手を出すな)

  • ビットコインを信じるなら、AmazonやGoogleのような超メガ仮想通貨に!?

→価格変動に惑わされるな!!超長期でのガチホを!!

結局はビットコインについて自分で調べその可能性をあなたが信じるか信じないか、というところに行き着きますね。

また、仮想通貨界の酸いも甘いも知るCrypto.IQのCharlie Shrem氏は以下のように述べています。

コインの上位トップ10から20でどれか選んでみてください。そしてそれをよく調べて賭けてみるんです。どんな仮想通貨でも、買ったら5年は持っていてください。たとえば、今からこの分をロックして、このお金は5年間寝かしておくんです。5年後に頭を出す可能性が高いです。だって、たいていはこういう強気市場と弱気市場は2年サイクルで行くんですよ。

自分にとって失っても大丈夫な余裕のあるお金で5年ほどのんびりとホールドしておく、というのも1つの手のようですね。

DYOR(Do Your Own Research:己の情報収集を怠るな)!!

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