【2018年度最新版】ライトコイン(LTC)の将来性、今後の価格動向を大胆予想

2018.09.07
ライトコイン(LTC,litecoin)の特徴・価格・仕組み・将来性

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ライトコインは2018年9月現在時価総額第7位の仮想通貨です。

アルトコインの中でももっとも歴史が長く、実用性も高いという優秀な一面を持っているのにも関わらず、日本ではリップルやイーサリアムに比べてどうも陰が薄い印象を受けます。

ライトコインについて詳しい知識を持っている方も多くないでしょう。

今回はそんなライトコインの特徴、将来性があるといえる理由、購入方法について解説していきます。

ライトコイン(LTC)とは?

ライトコイン(略号LTC)は、ビットコインの開発ソースコードから派生した2番目の暗号通貨で、最も古く、長い歴史を持つアルトコインです。

開発者は、元GoogleエンジニアであるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏です。

Googleを辞めた後、Charlie Lee氏は大手仮想通貨取引所であるコインベースで働き始め、在職中にライトコインを立ち上げました。

Charlie Lee氏については以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。

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ライトコインに関わる3つの技術

ライトコインでは性能、実用性を高めるために活用もしくは今後の実装が検討されている技術が3つ存在します。

Segwitの導入

まずライトコインの1つ目の特徴として、Segwitが実装されている、ということがあげられます。

segwitとはマリアビリティ問題(トランザクション展性)と呼ばれる、ビットコインやライトコインにおいて取引データを改ざんし、「二重取引」を起こすことができる脆弱性についての問題やスケーラビリティの問題を解決することを目的とした技術です。

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ライトコインは、2017年4月末にマイナーの75%の以上の賛成を獲得し、segwitを導入しました。

これにより取引データの圧縮が可能になり、より早いスピードで取引処理が行えるようになりました。

ライトニングネットワーク上の送金に成功

ライトニングネットワークとは、ブロック生成時間の短縮や、マイニングコストの低下、手数料の少額化を目的とした技術です。

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ライトコインは2017年9月にライトニングネットワーク上での送金テストに成功しています。

現時点ではまだライトニングネットワークの実装は実現していませんが、テストが行われていることを考えると実装される日は遠くないかもしれません。

segwitに加え、ライトニングネットワークが実装されれば実用性は仮想通貨の中でも群を抜いて高くなることが予想されます。

アトミックスワップ導入の検討

アトミックスワップとは第三者(取引所)を介さず、なおかつトラストレスな相手(見ず知らずの信用できない人)に取引ができるという技術です。

これまでは取引所を介さないと、取引相手にお金を持ち逃げされる危険性がありました。その解決が期待される技術です。

ライトコイン アトミックスワップ

従来、見知らぬ人との取引で相手に仮想通貨を持ち逃げされる可能性がありました。

アトミックスワップの仕組みは以下の通りです。(簡略化しています。)

ライトコイン アトミックスワップ

①AさんがBさんにビットコイン、 Aさんが持っている鍵で解錠できる鍵穴、Bさんの署名が入った箱を送る。

②BさんがAさんにライトコイン、 Aさんが持っている鍵で解錠できる鍵穴、Aさんの署名が入った箱を送る。

③Aさんは鍵を持っているので箱がBさんから届いたら、箱を開けることができる。(ライトコインを受け取る。)

④Aさんが箱を開けた途端、Bさんへ鍵が送られBさんも箱を開けることができる。(ビットコインを受け取る。)

2017年9月にはアトミックスワップによるビットコインとライトコインの交換テストが成功しています。

実際にアトミックスワップがライトコインに搭載されれば、第三機関を通さずに送金することができるようになるため、より高速で相手に送金することができ、いっそうライトコインに実用性は高まるでしょう。

ビットコインとの違い

ビットコインとライトコインは金と銀のような関係を持ち、ビットコインのデジタルゴールドに対し、ライトコインはデジタルシルバーと呼ばれることもあります。

それほど両者は似通った特徴を持っているのです。

では、どういった違いから「ビットコインは金、ライトコインは銀」に例えられているのでしょうか。

希少性

第一にビットコインとライトコインでは希少性に違いがあります。

まずは金と銀の希少性を比べてみましょう。

金は数量が少ないため、希少性が高く、流通量が少ない一方、銀は数量が多いため、希少性が金に比べ低く、流通量も多くなっています。

数量(流通量) 希少性(価値)
高い
低い

これと同様の違いがビットコインとライトコインの間には存在します。

最大供給量 価格(9/4時点)
ビットコイン 2100万枚(少) 約7300ドル(高)
ライトコイン 8400万枚(多) 約68ドル(低)

ビットコインの最大供給量が2100万枚であるのに対してライトコインの最大供給量は8400万枚で、ビットコインの4倍もの発行枚数であることがわかります。

また、1単位あたりの価格はライトコインに比べ、ビットコインの方が高額です。

これがビットコインとライトコインが金と銀に例えられる所以なのです。

マイニングにかかかる時間(送金時間)

ビットコインとライトコインはともにコンセンサスアルゴリズムがPoW(Proof of work)であるため、マイニングがあります。

しかし、マイニングにかかる時間はビットコインが約10分であるのに対し、ライトコインは約2.5分でライトコインの方が短いです。

マイニングの時間が短いということは、ブロック生成にかかる時間、ひいては取引の承認速度が短いということを意味します。

そのためライトコインは即時性の求められる決済に向いており、普段の買い物など、少額の決済にも活用されることが期待されています。

実際、開発者のCharlie Lee氏も「承認が長いビットコインは高額な買い物に向いている。そして決済が早いライトコインは日常的な買い物に向いているだろう。」と述べています。

ビットコインよりも実用性、汎用性共に高いといえますね。

ハッシュ関数

マイニングにかかる時間がビットコインとライトコインで異なっているのは、両者が異なるハッシュ関数を利用しているためです。

コンセンサスアルゴリズム マイニングにかかる時間 ハッシュ関数 安全性
ビットコイン PoW 約10分 SHA-256 高い
ライトコイン PoW 約2.5分 Scrypt 低い

ビットコインに使われているハッシュ関数がSHA256であるのに対して、ライトコインにはScryptというハッシュ関数が使われています。

従来、このScryptは計算利用するために膨大なメモリが必要で高度なコンピューターが必要とされてきました。

しかし、開発が進みScryptの最適が図られたことで効率的な計算が可能となりました。

その結果、ハッシュ関数SHA-256を用いたビットコインより、ハッシュ関数Scryptを用いた仮想通貨の方が計算が簡単で、ハッシュ値まで辿り着きやすいので、(マイニングの難易度が低いので)マイニングにかかる時間が短くなっているのです。

以前はライトコインのマイニングの難易度が低いため、一般人でも参加可能と言われていましたが、最近はライトコイン用ASICというマイニング専用機械の誕生したことで一般人の参加は難しくなっています。

また、承認時間が短いことには安全性が低くなる、というデメリットもあります。

ライトコインのマイニングに必要となる計算は比較的簡単であるため、不正が起こる危険性が低くありません。

一方で、ビットコインはマイニングに関わる計算の難易度が高いために、不正をしようとしても計算が大変なものとなり、不正が難しいのです。

ライトコインの半減期はいつ?

ライトコインもビットコイン同様に半減期が存在します。

ライトコインの1回目の半減期は2015年に起こっており次の半減期は2019年8月に予定されています。

供給量に大きく変化が起こることから、半減期前後には価格が大きく変動する可能性があるため、半減期前後には価格に注視する必要があります。

こちらのサイトでリアルタイムのライトコインのブロック生成の様子と次の半減期までのカウントダウンを見ることができるのでよろしければ参考にしてみてください。

ライトコインの過去のチャート推移を分析

ライトコインの過去の価格・チャート推移を起こったイベントとともに分析してみましょう。

ライトコイン チャート 

A: 2017年4月~8月

この時期には主に以下のような出来事が起こり、三ヶ月に渡りほぼ同じ価格帯での横ばい状態が続きました。

・Segwitの実装
・ビットコインのハードフォークへの不安視
・ヨーロッパ最大級の仮想通貨取引所がライトコインの取り扱いを開始
・世界有数のウォレット企業、BitGO社との提携を発表

B: 2017年9月

中国の仮想通貨取引所が全面閉鎖との報道を受け、価格が下落しました。

C: 2017年12月

Steamと呼ばれるゲーム配信サービスでライトコイン決済が可能となったことを受け、高騰。価格は数日のうちにおよそ4倍にまで暴騰しました。ビットコインの先物市場上場も価格上昇を後押ししました。

D: 2017年12月〜2018年1月

仮想通貨市場全体の乱高下に伴い、ライトコインも乱高下。

E: 2018年2月

ライトペイと呼ばれるライトコインを利用した決済サービスの登場、ライトコインキャッシュのハードフォーク(ライトコイン保有者には、1LTCで10LCCが配布された。)等の影響で、再び上昇傾向に。

ライトコインが今後、将来性があるといえる理由

以下の理由から、ライトコインには将来性、価格上昇の可能性が十分にある、と結論づけることができます。

大手企業との提携

まず第一に、大手企業との提携を積極的に進めている点があげられます。

2017年12月にはゲーム配信プラットフォームであるSteamとの提携を発表し、Steam内でライトコイン決済が可能になりました。

2018年4月には仮想通貨デビットカードサービスの開発を進めているTenX(テンエックス)社との提携を発表しました。

技術的な面で課題があり、現段階でデビットカードの発行にはいたっていませんが、順調に開発が進めば、今後LTCベースのデビットカードをTenXが提供することになります。

また、2018年7月にはライトコイン財団が仮想通貨スタートアップであるトークンペイ社と戦略的パートナーシップを締結したことがCharlie Lee氏のtwitterの投稿から明らかになりました。

このように2018年に入ってから大手企業との提携をライトコインは積極的に推し進めています。

他企業との提携によってライトコインの使用可能な機会、場所が拡大していくことで実用性はさらに高まっていくと考えられます。

開発コミュニティの強さ

普段チャーリー・リー氏の挙動ばかり取り上げられがちですが、ライトコインは開発コミュニティが非常に活発でしっかりとしていることが強みです。

そのため問題解決や開発にもスピード感を持って積極的に取り組んでいます。

Segwitをビットコインに先駆けて実装することができたのも、この開発コミュニティの強さがあって成し遂げられたことではないでしょうか。

今後の他企業との提携や開発も、ライトコインの開発チームが中心となり積極的に行われることが期待されます。

 

ライトコインが購入できる取引所・販売所

日本国内の仮想通貨取引所でライトコインを購入したい場合、GMOコイン、bitbankを利用することがおすすめです。

GMOコイン

GMOコインは大手国内インターネット企業であるGMOグループによって運営されている仮想通貨取引所です。

ライトコインのレバレッジ取引がしたい、という方はGMOコインがおすすめです。最大10倍のレバレッジ取引が可能です。

LTC出金手数料が無料なのも嬉しいポイントですね。

bitbank

bitbankではライトコインをはじめとしたアルトコインの板取引ができることが特徴です。

板取引では他のユーザーとの取引であるため、販売所よりも割安な価格でライトコインを購入することができます。

ライトコインの特徴・将来性まとめ

いかがでしたか?

ライトコインはビットコインと似た特徴を持つ一方で、ビットコイン以上に優れた点をいくつも持っているという面がお分りいただけたでしょうか。

近い将来ライトニングネットワーク、アトミックスワップの実装が成功すれば、ライトコインはより実用性に長けた優秀なコインとなることでしょう。

短期的なスパンでも長期的なスパンでも”将来性が大いにある”と言えるのではないでしょうか。

2018年後半のライトコインの価格動向にも期待が高まります!

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