ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴を徹底解説③

ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴を徹底解説

前回は、分散型取引所・取引所の独自コイン・予測市場のアルトコインについて解説してきました。
最終回である今回は、シェアリング・匿名系・SNS・個人認証のアルトコインについて解説していきます。

仮想通貨種類・銘柄一覧8:シェアリング系

ブロックチェーン技術の分散型機能を使用することで、ネットワーク上でP2Pで何かをシェアすることが可能になります。ここではシェアリング系通貨であるMaidSafeCoin(メイドセーフコイン)、IOTA(アイオータ)、Golem(ゴーレム)、Hshare(エイチシェア)を紹介します。

ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴〜シェアリング系

MadeSafeCoin:メイドセーフコインの特徴(MAID)

P2Pネットワークを応用したデータ共有のための分散型プラットフォームです。利用者はコンピュータリソースの一部、CPUなどをMaid Safeに提供することでMAIDというトークンを取得します。コンピュータリソースを利用したいときは手数料としてMAIDを支払うことでリソースを利用することができます。そのためP2Pでデータの共有、アクセスが可能となります。

MadeSafeCoin:メイドセーフコインが買える取引所・販売所一覧

MaidSafeCoinは国内取引所での取り扱いはありません。
Poloniex(ポロニエックス)
HitBTC(ヒットビーティーシー)
Bittrex(ビットトレックス)
など海外取引所で購入することができます。

IOTA:アイオータの特徴(MIOTA)

IOTA(アイオータ)は、IoT(Internet of Things、モノのインターネット化)の普及のために作られた仮想通貨です。

ブロックチェーンではなくTangle(タングル)という有向非循環グラフ(DAG)に基づいた技術が使われています。取引情報が1本の鎖のように結びついているブロックチェーンと違い、Tangleは網の目状に決済情報が結びつきます。(→アイオータのチャート・市場動向・将来性を詳しく知る

IOTA:アイオータが買える取引所・販売所一覧

IOTA(アイオータ)の国内取引所での取り扱いはありません。
Binance(バイナンス)
Bitfinex(ビットフィネックス)
など海外取引所で購入することができます。

Golem:ゴーレムの特徴(GNT)

Golem(ゴーレム)は、イーサリアムベースのプラットフォームをもつ分散型スーパーコンピュータを目指して作られた仮想通貨です。

スーパーコンピュータが必要な処理もゴーレムを利用することで誰もが行うことができるようになります。ハッキングリスクを抑えることや、簡単にアプリ開発を行うことができるツールを提供することを目標として開発されています。

Golem:ゴーレムが買える取引所・販売所一覧

Golemは国内取引所での取り扱いはありません。
Bittrex(ビットトレックス)
Bitfinex(ビットフィネックス)
Poloniex(ポロニエックス)
など海外取引所で購入することができます。

Hshare:エイチシェアの特徴(HSR)

Hshare(エイチシェア)は、エイチキャッシュと交換するための引換券の役割をもつ仮想通貨です。エイチキャッシュは、異なるブロックチェーン同士を接続するための橋渡しとしての機能をもち、ビットコインのようなブロックベースのチェーンと、IOTAが採用するDAGのようなブロックレスベースのチェーンを接続して機能を組み合わせることで、すべてのブロックチェーン間で情報を交換できるようにすることを目指しています。(→エイチシェアのチャート・市場動向・将来性を詳しく知る

Hshare:エイチシェアが買える取引所・販売所一覧

Binance(バイナンス)
・Allcoin (オ―ルコイン)
Huobi(フオビ)
などの海外取引所で購入することができます。

ブロックチェーンを使わない画期的なDAG型コインとは?

仮想通貨種類・銘柄一覧9:匿名系

ビットコインは個人の名前を完全にアドレス化するため、匿名性が高いといわれていますが、逆にアドレスが明らかになってしまうという難点もあります。その難点を解決するのが、特に匿名性に特化した通貨です。Dash(ダッシュ)、Monero(モネロ)、Komodo(コモド)、Zcash(ジーキャッシュ)を紹介します。

ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴〜匿名系

Dash:ダッシュの特徴(DASH)

Dash(ダッシュ)は「匿名性の高さ」と「即時取引」が特徴で、主に決済を目的とした仮想通貨です。承認作業はPoWとマスターノードによって行われ、コインの分配比率はそれぞれPoW 45%、マスターノード45%、運営10%となっています。マスターノードを使用することで高い匿名性を担保しています。(→ダッシュのチャート・市場動向・将来性を詳しく知る

Dash:ダッシュが買える取引所・販売所一覧

Dashは国内取引所での取り扱いはなく、海外取引所のみで購入可能です。
Binance(バイナンス)

Monero:モネロの特徴(XMR)

Monero(モネロ)は、CryptoNightプロトコルを使用した匿名性の高い通貨です。CryptoNightプロトコルによるPoW、リング署名という実際に取引で誰が署名したのかについて追跡を難しくさせる仕組みをもつシステムと、閲覧用と送金用の2つの秘密鍵から生成されているアドレスにより、高い匿名性を担保しています。(→モネロのチャート・市場動向・将来性を詳しく知る

Monero:モネロが買える取引所・販売所一覧

Moneroは国内取引所での取り扱いはなく、海外取引所のみで購入可能です。
・bitHumb(ビッサム)
Bitfinex(ビットフィネックス)
Bittrex(ビットトレックス)
Binance(バイナンス)

Zcash:ジーキャッシュの特徴(ZEC)

Zcash(ジーキャッシュ)は、Zerocoin Electric Coin Companyによる分散型のオープンソース仮想通貨です。支払い自体の記録はブロックチェーン上で公開されますが、送金主と受け取り主、取引金額は公開されません。

「ゼロ知識証明」という技術によって高い匿名性を持ちます。「ゼロ知識証明」とは、取引内容について誰が誰に送ったのか第三者に明かすことなく取引の正当性を証明することができる技術のことです。(→ジーキャッシュのチャート・市場動向・将来性を詳しく知る

Zcash:ジーキャッシュが買える取引所・販売所一覧

Zcashは国内取引所での取り扱いはなく、海外取引所のみで購入可能です。
・bitHumb(ビッサム)
HitBTC(ヒットビーティーシー)
Bitfinex(ビットフィネックス)

Komodo:コモドの特徴(KMD)

Komodo(コモド)は、ブロックチェーン技術の普及の時代の流れの中でインフラとして主流を作り出すことを目指し、ビットコインダークから発展する形で開発されました。Zcashのゼロ知識証明で高い匿名性と、Bitcoinのハッシュパワーを応用し、高い安全性を両立しています。

Komodo:コモドが買える取引所・販売所一覧

Komodoは国内取引所での取り扱いはありません。
Bittrex(ビットトレックス)
Binance(バイナンス)
などの海外取引所で購入することができます。

匿名性の高い4つの仮想通貨(Dash・Monero・Zcash・Komodo)を比較してみました

仮想通貨種類・銘柄一覧10:SNS系

ブロックチェーンの特徴を活用することでその匿名性や取引のスピードを生かし、SNSに活用することができます。SNS系の仮想通貨である、Steem(スティーム)、Akasha(アカシャ)、ALIS(アリス)を紹介します。

ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴〜SNS系

Steem:スティームの特徴(STEEM)

STEEM(スティーム)は、Steemitという独自のSNS上で投稿されたブログに対し、価値を付けることができるというブロックチェーンを基盤としたSNSサービスです。利用者は良質な記事に対して投票することで報酬を得ることができ、ブログの投稿者は自分の投稿がより多く投票されることで報酬を得ることができます。

Steem:スティームが買える取引所・販売所一覧

Steemは国内の取引所で購入することはできません。
Binance(バイナンス)
Bittrex
Poloniex
などの海外取引所で購入することができます。

Akasha:アカシャの特徴

Akasha(アカシャ)は、イーサリアムベースのブロックチェーンを利用している分散管理型のSNSサービスです。SNS運営会社やユーザーの検閲をさまたげ、「表現の自由」を守ることを目的としており、投稿の内容が勝手に改ざんされることや、ユーザーのアクセスが妨げられないシステムを構築することを目標としています。

Akasha:アカシャが買える取引所・販売所一覧

現在、AkashaのICO(トークンセール)はまだ行われていません。

ALIS:アリスの特徴(ALIS)

ALIS(アリス)は、信頼性の高い情報や人物に素早く出会え、 誰もが報酬を得ることができるソーシャルメディアプラットフォームです。日本人の実業家がSteemのサービスに感銘を受け、日本に向けてソーシャルメディアプラットフォームを構築することを目標としています。

ALIS:アリスが買える取引所・販売所一覧

Alisは国内取引所・販売所では取り扱われていません。
Cryptpia(クリプトピア)
QUOINEX(コインエクスチェンジ)
などで購入することができます。

仮想通貨種類・銘柄一覧11:生体個人認証系

ブロックチェーン技術には匿名性やデータ改ざん不可能であるという利点があり、このような利点を利用して認証システムに生かすというアイディアが存在します。ここではCivic(シビック)とHumaniq(ヒューマニック)を紹介します。

ビットコイン以外の仮想通貨の種類と特徴〜生体個人認証系

Civic:シビックの特徴(CVC)

Civic(シビック)はブロックチェーン技術を利用し、世界中の人にプライベートで安全に活用することのできる電子個人認証システムを提供することを目指しています。スマートフォンの指紋認証を利用し、個人の認証を実現させようとしています。

Civic:シビックが買える取引所・販売所一覧

Civic(シビック)は国内取引所では取り扱いがありません。
Bittrex(ビットトレックス)
Poloniex(ポロニエックス)
などの海外取引所で購入することができます。

Humaniq:ヒューマニックの特徴(HMQ)

Humaniq(ヒューマニック)は、ブロックチェーン技術を利用した自律分散型金融系インフラストラクチャです。公式の金融サービスを受けることができない人や、円滑なビジネスの構築を目指しています。スマートフォンのアプリケーションを利用し、誰でもどこでも顔認証によって個人の身元確認ができるようにしています。

Humaniq:ヒューマニックが買える取引所・販売所一覧

Humaniq(ヒューマニック)は国内取引所では取り扱っていません。主にBittrex(ビットトレックス)など海外取引所で購入することができます。

まとめ

ビットコイン以外の仮想通貨、アルトコインにはさまざまな種類があり、それぞれが違った特徴を持っています。全体を把握したうえで、将来性を感じられるコインを見つけてみてはいかがでしょうか。