元ゴールドマンサックスのマイケル・ノヴォグラッツ氏がビットコインキャッシュを批判
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元ゴールドマンサックスのマイケル・ノヴォグラッツがツイートでビットコインとビットコインキャッシュの論争に入る形でビットコインキャッシュを批判しました。
ノヴォグラッツ氏は、@BitcoinアカウントでのニックネームBitcoinが、
「ビットコインキャッシュが最も古い仮想通貨であり、2008年にホワイトペーパーが出されて、2009年1月には最初のジェネシスブロックが出来たのだ。ビットコインコア(BTC)はホワイトペーパーを持たない試験的な仮想通貨で、現モデルでまだ2年運営されているだけだ。」
と発言したことに対し、
「もううんざりだ。ビットコインコアはBTCであり価値貯蔵手段である。デジタルゴールドだ。ビットコインの時価総額はビットコインキャッシュとくらべものにならないほど膨大である。ビットコインキャッシュが本質的に決済手段になりたかったら、まず価値を安定させなくてはならない。そうでなければ所有する理由があるのか?」
と反論しています。
BitcoinCoreというのは、サトシナカモトの論文に沿ってビットコインの中核を開発している開発者たちのことでもあり、彼らが書いたコードをもとに作った公式クライアント(ソフトウェア)の名前でもあります。
ビットコインはビットコインキャッシュを小さく見せるほどの時価総額をもっている
この切り返しの中で、Bitcoin Core(BTC) に対して、Bitcoin core is BTC. としたところには、ノボグラッツ氏のビットコインのブランド価値を守ろうとする思慮が見え隠れしているようです。
論点をその通貨BTCに移したので、最後に時価総額で釘をさす方向にもっていったのでは、という解釈もあります。
ノヴォグラッツ氏は26年間ウォールストリートでキャリアをつんだ後2015年に仮想通貨業界に専念。
現在は、仮想通貨投資銀行GalaxyDigitalのCEOを務め、仮想通貨業界で最も裕福な人物の一人となっています。
そんなノヴォグラッツ氏の意見や考えは、仮想通貨業界において影響力があります。
今後の動向に注目しましょう。